選ぶ前に知っておきたい、4つの基本
初めて生地を買うとき、何を見て選べばいいのか。プロが必ずチェックする4つのポイントを、わかりやすく解説します。RIMETRY の各商品ページにも記載されている情報なので、ぜひ参考に。
01. 素材(コンポジション)
まず最初に確認すべきは「素材」。例えば「Wool 100%」「Wool 80% / Silk 20%」など。ウールは保温性と弾性に優れ、スーツに最も適した素材。シルクが混紡されると、独特の光沢感と滑らかさが加わる。
夏向けにはモヘアやリネンが混紡されたものを、冬向けにはカシミヤが入ったものを選ぶと、季節に合った着心地が得られる。
02. 目付(めつけ / Weight)
「目付」とは、1平方メートルあたりの重さ。グラム(g/m²)で表示される。これが生地の重量感、ひいては季節適性を決める最大の指標。
- 240〜280 g/m²: 春夏向け、軽快で涼しい
- 280〜320 g/m²: オールシーズン、最も汎用性が高い
- 320〜380 g/m²: 秋冬向け、適度な重みと暖かさ
- 380 g/m²以上: 真冬向け、コートやヘビーアウター
03. 幅(Width)
生地の幅は、150cm が標準。一部の生地は 145cm や 160cm のものもある。テーラーに依頼する際、幅によって必要なメートル数が若干変わるので、必ず確認したい項目。
RIMETRY の商品ページでは「Width」欄に明記している。仕立てるテーラーに伝えるときは、商品ページのSKU番号と幅をそのまま伝えれば確実。
04. 織り組織(Weave / Pattern)
生地の表情を決めるのが、織り組織。代表的なものを挙げる:
- プレーン(平織り): 最もシンプル、フォーマルに向く
- ツイル(綾織り): 斜めの畝が特徴、ドレープが美しい
- ヘリンボーン: 矢羽根模様、ジャケット向き
- グレンチェック: 複雑な格子柄、英国スタイル
- ピンストライプ: 細い縦縞、ビジネスの王道
柄物(チェック・ストライプ)を選ぶ場合は、柄合わせの分、少し多めにメートル数を確保する必要がある。RIMETRY では推奨量を商品ページで確認できる。
迷ったら、まずは目で触れる
知識は大切だが、最終的には「自分が好きかどうか」が一番重要。RIMETRY はスワッチ(サンプル)の取り寄せも可能。気になる生地を実際に手にとって、肌で感じてから決めるのが、後悔のない買い物への近道です。